2009年1月27日火曜日

食に想う。

はっきり言って、グルメでもなく、大変「食」にウトい私などが、世界一の「日本の食」に対し何を想うのか?実はそんなに想う事も言いたい事もありません。と言うか何も言えません。
ただ、毎日「米」を食せる事に感謝するだけであります。
なので・・最近気づいた事をたらたらと書こうと想います。
さて、日本の食と言えば、米。
米と言えば、めし丸くんなのであります。
(ちなみに、めし丸くんは福岡のJA全農のマスコットキャラクターであり、私が思う所の現在最強の癒しキャラでございます。わが町福岡においては連日、めし丸くんがブラウン管(最近は液晶テレビだから、もはや死語ですね)に登場しない日は無いくらいの人気者です)
彼との出会い(テレビの画面を通して・・)で私は白米の有り難さを改めて痛感させられました。日頃、当たり前の様に食している「米」。それも白米です。よくよく考えてみると、江戸時代(またかよ!)などにおいては、庶民は粟(アワ)、稗(ヒエ)、麦などの穀物(最近では逆に流行ってますね。スローライフな方々に)をメインに食し、たまにそこに米が入る・・・という、とても質素な(今と比べるとね)食生活をしていたと聞きました。当時、毎日のように白米を食せたのは恐らく、殿様か大名などの偉い人に限られていた事でしょう。

と・・言う事は・・・
今の日本人のほとんどの人が、当時の殿様と同じか、
もしかすると・・それよりもいい米を食せていると言う事になります。(おぉっなんと贅沢な!)
更に言い方を変えれば、米に関しては、「みんな殿様」。と言う事になります。
実に、鳥肌ものですね。自分が知らず知らずのうちに殿様レベルであったなんて。信長・・秀吉・・家康と肩を並べられる時が来るとは・・・
この気づきによって、白米を食せる喜びが更に増しました。

話は変わりますが・・・
日本人って江戸時代まで四つ足(牛、豚など四本足の獣)は食べなかった民族です。
肉といえば、魚か鶏。なんだかヘルシーな感じですね。理由は知りませんが、日本人に合っていたのでしょうね。もちろんそれに伴った進化をしてきたわけですから(胃や腸など)、文明開化と共に入って来た牛肉や豚肉には最初、びっくりした事でしょう(胃や腸が)。今迄日本人には無かった病気も増えた事でしょう。しかし・・・
もはや、世界の食文化交流は無限に等しく、日本人だけに限らず世界中の人達も色んな国の食生活を味わえるようになっています(先進国だけだと思いますが)。それはそれでいいと想います。「食」への欲求は動物の本能ですから・・・その中でも今、とても注目されているのが、「日本食」なのです。マクロビオティック(日本の精進料理をベースにしたベジタリアン料理)などの流行(スローライフな方々の間での)による「日本食」への見直しは流石、日本の食!と思わせる一つの要因でありました。本来、その土地で住む人間にはその土地で採れるものを食する事が一番無理が無く、自然の流れにあった事だったはずだ。と、想います。が・・・。

うまい米を食せる時こそ最高に至福の時であり、天下を取った気持ちになるのは私だけでしょうか???


追伸:
先日、親愛なる友人より、あるご指摘がありました。
当時(江戸時代)の日本人は白米では無く、玄米を食していたと言う事実・・・
やはり、「食」に関しては何も言えませんです。

ちゃん、ちゃん・・・。

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