本日、湯治に行って参りました。(なにせ季節の変わり目は、古傷が痛むので・・)
ここ数年は主に大分(九重の筌ノ口温泉)ばかりでしたが、
今回は3年ぶりに熊本方面に行く事にしました。
九州の温泉は下(南下)に行けば行くほどヤバくなります。やはり、阿蘇、桜島と活火山があるからでしょうね。ゆっくり時間があればもちろん鹿児島の霧島温泉郷に行くのですが、(鹿児島の温泉は最強です)それほど時間も無かった為、熊本の「植木」という地にある宮原温泉郷の元湯旅館に行く事にしました。私の中の数有る温泉ツアーのルートの中でも熊本北部ルートなら、いつもは「植木」の少し北にある「山鹿」という地にある「さくら湯」(このさくら湯は全国でも数えるほどしか存在しない千年湯という千年の歴史がある湯でございます。お湯は透明のぬるぬるのお湯で、美人湯の代表格です)に行くのですが、今回は新たなお湯の発掘の為、専門書で探し、目星をつけ、元湯旅館に決めました。なんと言ってもそのたたずまい・・古い日本家屋です(築100年)。そして、湯治場。
見て頂ければわかると想いますが、赤茶けた湯・・間違い無く鉄分を含んだ湯の証拠。筌ノ口の湯に似ている。私の大好きな部類の湯種である。この手の湯は筋肉痛、関節痛に効く。もちろん飲む事も可能。(湯を飲めるという事はその温泉が本物である証拠)ちなみにシャワーなどちゃらちゃらしたものは無い。(シャワーが無いのも本物の証である)
そしてふと、湯船横の壁に目をやると・・・
「チンポコ お尻 よく洗い、お湯の中では タオルは嫌よ」と、
突然のそれほどウマくない一句。
了解しました!チンポコ、お尻、しっかり洗い、いざお湯へ・・・
間違い無く源泉の湯。最高レベルである。ゆっくりと入った。いつも想う事であるが、九州の温泉のいい所はこれほどの温泉なのに、人があまりいないという事である。(恐らく、九州は各地に温泉の数が多い為、旨く人が分散していると想われる。平日だから・・という噂もあるが・・)貸し切り状態の中、感謝の気持ちに包まれながら湯治ができた。400円でこのクオリティ・・さすが九州。ありがとう、元湯旅館。
そして、湯治を終え、ノドの渇きを潤わそうと想い自動販売機のオロナミンCを飲もうと想ったが、恐ろしいほど値段が高かったのでやめておいた・・・(写真参照)
お・・おもろすぎる・・・
帰り道は、先にも書いた「山鹿」を通るので、もちろん「さくら湯」もハシゴいたしました。
相変わらずのぬるぬるの湯にお肌もクリスタルもピカピカになれました。(ちなみにさくら湯は大人150円。)
九州最高。愛ラブ九州・・ラ・九州。これだから九州やめられまへん。です。
追伸:
一夜明け、体の軽さに驚く。
元湯旅館おそるべし。是非!